Vラインの正しい自己処理方法|長さや形の整え方、チクチク対策も

ここでは、Vラインの自己処理方法について詳しく説明します。サロンやクリニックで脱毛を行うときの事前シェービングも同じ方法で行えるので、事前シェービングを自分で行う人もぜひ参考にしてください。

Vラインとは?

まずはVラインの場所と、Vラインを自己処理することのメリット・デメリットについて説明します。

Vライン(Vゾーン)の場所

Vラインとはビキニラインとも呼ばれる部分で、サロン・クリニックにより範囲が異なります。パンツで隠れる前面をVラインとしているところもあれば、

  • Vライン(両足の付根)
  • トライアングル上(中央上部)
  • トライアングル下(中央下部)

と3カ所に分けているところもあります。ここでは、この全ての部分をVゾーンとし、Vゾーンの自己処理について詳しく解説していきます。

Vゾーンを自己処理することのメリット

安価で行うことができる

前述の通り、Vゾーンはサロン・クリニックにより部位の分け方が異なり、いくつに部位分けされているかによって、料金も大きく異なります。

基本的にVゾーンのみで数か所に部位分けされていることが多く、それぞれに契約すると料金が嵩んでしまうので、VIOラインがセットになったメニューを選ぶ方がお得です。

サロンでの光脱毛であれば、VIOラインがセットで1回1万~1万3000円程度、クリニックの場合、5回セットになっていることが多く、VIOラインがセットで5回7~9万円が相場となっています。

これに対し、自己処理であれば、最初に処理に必要な道具や薬剤を揃えれば、何度でも脱毛することができます。

電気シェーバーで自己処理する場合、シェーバーとワセリンなど肌を保湿する薬剤を購入するだけで良いので、初期費用は3500円くらいです。

ただし、光脱毛であれば10~18回程度で、医療レーザー脱毛であれば6回程度で処理を完了することができますが、自己処理の場合、毛が伸びてくるたびに処理をし続ける必要があります。

さまざまな形を試してみることができる

Vゾーンはさまざまな形に整えることができます。自然な形のトライアングル型や、丸みを帯びた形が女性らしく見えるオーバル型、中にはハートなどのモチーフ型に整える人もいます。

光脱毛や医療レーザー脱毛の場合、一度形を決めるとそこから変更するのは難しいですが、自己処理であれば、処理のたびにさまざまな形を試してみることができます。自分に合うのはどんな形なのか、まずは自己処理で試してみるのもおすすめです。

他にどんな形があるのかや、それぞれの形についての詳細は、VIO脱毛の形とは?の項を参照してください。

デリケートゾーンを人に見られることなく処理できる

サロンやクリニックでのVIO脱毛に興味はあるけど、デリケートゾーンを人に見られるのが恥ずかしいと感じている人は少なくありません。自己処理なら、誰にも見られることなくVゾーンの処理をすることができます。

ただし、サロン・クリニックでは、照射時に露出する部分を最小限にするなど、恥ずかしさを軽減するさまざまな工夫が行われており、実際に体験してみると「あまり恥ずかしさを感じなかった」と答えている人が多いです。

サロンやクリニックで行われてる工夫や、自分で行える恥ずかしさ対策についての詳細は、VIO脱毛は恥ずかしい!?|服装・姿勢の解説&対策とスタッフの本音を参照してください。

Vゾーンを自己処理するデメリット

何度も自己処理を繰り返すと肌が黒ずんでしまう可能性がある

女性器と隣り合っており、肌がデリケートなVゾーンは、何度も自己処理を繰り返すと、その刺激によって色素沈着(=黒ずみ)を起こしてしまう可能性があります。

継続的な処理は避け、水着を着るときや温泉に行くときに合わせて行うなど、処理の頻度をできるだけ低くするように心掛けましょう。

色素沈着についての詳細は、脱毛による色素沈着の原因および治療・予防法など全知識を参照してください。

毛が太いので、毛抜きで抜くと毛嚢炎・埋没毛になりやすい

Vゾーンの毛は、太くしっかりとしているので、毛抜きで抜くと、毛穴にばい菌が入って毛嚢炎(もうのうえん)を引き起こしてしまったり、途中で切れてしまい、埋没毛になってしまう可能性があります。毛抜きでの処理は、できるだけ避けてください。

毛嚢炎に関する詳細は、脱毛による毛嚢炎の対処・治療法と予防法など全知識を、埋没毛に関する詳細は、埋没毛になった時の対処・治療法と予防法など全知識を参照してください。

Vゾーンの自己処理(事前シェービング)方法

肌に優しい電気シェーバーでの自己処理方法

Vゾーンは複数の方法で処理することができますが、肌に優しい電気シェーバーでの処理が一番おすすめです。

また、サロン・クリニックで処理をする前の事前シェービングは、カミソリか電気シェーバーでしか行うことができません。カミソリは肌を傷つけてしまう可能性が高いので、可能な限り電気シェーバーで行ってください。

イベントに合わせた処理も事前シェービングも2日前がおすすめ

シェービング後は肌が敏感になっているので、しばらく肌を休める方が良いです。イベントに合わせた処理も事前シェービングも、前日ではなく、できるだけ2日前に行うようにしましょう。

用意するもの

  • 顔用電気シェーバー
  • ワセリンなど肌を保湿できるもの
  • 太めの水性ペン(処理する部分に印をつけたい場合)

Vゾーンの処理は、細かい操作が必要なのでボディー用の電気シェーバーではなく顔用電気シェーバーを用意しましょう。顔用電気シェーバーがあれば、IラインやOラインも処理できるので、VIO用として1本購入しておくと重宝します。

購入の際には、必ず刃が直接肌に当たらないようにガードがついたものを選びましょう。さまざまなメーカーのものがありますが、3000円程度で購入できるパナソニックのフェリエシリーズが特に人気です。

手順

1.処理をする部分を清潔にする

まずは処理する部分を清潔にしましょう。処理前に入浴するか、赤ちゃん用のお尻拭きなどを使って拭き取りをしてください。

2.どの部分まで処理をするか確認する

次にどの部分まで処理をするのかを決めてください。水着や面積の小さい下着を着用するために処理をする場合は、実際に着用してみて、どのラインまで処理をするのかを決めましょう。水性ペンで印をつけておくと分かりやすいです。

また、ある程度毛を残す場合は、完全に剃ってしまうところと、毛の長さを整えるところに分けましょう。長さを整える部分については、【アンダーヘアの長さを整える方法】の項を参照してください。

事前シェービングの場合は、カウンセリングでどこまで処理をしていくのか説明をしてくれますので、そちらの指示に従ってください。

3.毛を3~5ミリ程度にカットしておく

毛が長過ぎると剃りづらくなり、処理中の場所も見えにくくなってしまうので、あらかじめハサミで毛をカットしておきましょう。3~5ミリ程度の長さに揃えておくと処理しやすいです。

4.蒸しタオルで5分ほどあたため、皮膚の表面と毛を柔らかくする

皮膚の表面と毛はケラチンという約18種類のアミノ酸が結合したタンパク質からできています。ケラチンには温めると柔らかくなる性質があるので、シェーバーを当てる前に、処理する部分を蒸しタオルで5分ほど温め、肌と毛を柔らかくしてください。

肌や毛を柔らかくしておくと、シェーバーが引っかかりにくくなるので、肌に優しく処理ができます。

入浴後で、まだ肌が温かい場合、温める必要はありません。

5.シェーバーを肌にぴったりと当て、毛の流れに沿って動かす

シェーバーを肌にぴったりと当て、毛の流れに沿って動かしてください。毛の流れに逆らって剃る逆反りを行うと、毛と一緒に皮膚も削り取ってしまう可能性があるので、必ず毛の流れに沿って動かしましょう。

また、きれいに剃りたいからといって、シェーバーを強く押し当ててしまうと、肌を傷つける可能性があるので、絶対にやめてください。

水着や下着に合わせて処理を行う場合は、最後に実際に着用し、動いても毛がはみ出してしまわないかを確認してください。

6.濡らしたタオルなどを当てて肌のほてりを取る

処理後は、濡らしたタオルや保冷剤をくるんだタオルなどを当てて、肌のほてりを取ってください。こうすることで、肌が炎症を起こすリスクを軽減することができます。

7.ワセリンなどの保湿剤でしっかりと保湿する

シェーバーの摩擦で肌が乾燥しやすくなる可能性があるので、ワセリンなどを塗ってしっかり保湿しましょう。肌が乾燥すると、外からの刺激に対するバリア機能が低下し、肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。

また、肌が乾燥してかたくなってしまうと、次に生えてくる毛が埋没毛になる可能性が高まるので、次に毛が生えてくるまでの間もしっかりと保湿を行ってください。

比較的処理しやすい部分だが、間違った自己処理が肌トラブルを招くことも

Vゾーンは、I・Oラインに比べ、自分でも処理しやすい部分です。しかし、肌がデリケートな部分なので、間違った自己処理を繰り返したことにより、かゆみを感じたり、肌荒れを起こしてしまったりする人もいます。

自己処理をするときには、必ず正しい手順に沿って行いましょう。

電気シェーバー以外の処理方法

カミソリでの処理

  • メリット

・手軽に広範囲の処理ができる
・電気シェーバーよりもさらに短く剃れる

  • デメリット

・刃が直接肌に当たるので、肌を傷つけてしまう可能性がある
・毛が伸びてきたときにチクチクする可能性がある

その他、カミソリでの処理についての詳細は、カミソリによるムダ毛処理|メリット・デメリットと正しい使い方を参照してください。

毛抜きでの処理

  • メリット

・毛が伸びてきたときにチクチクしにくい
・毛を毛根から引き抜くので、カミソリやシェバーよりも長くきれいな状態を保てる

  • デメリット

・処理をする際の痛みが大きい
・1本1本抜いていくので、処理に時間がかかる
・毛を引き抜くときに皮膚に大きな負担が掛かり、埋没毛や毛嚢炎になりやすい

その他、毛抜きでの処理についての詳細は、毛抜きによるムダ毛処理|メリット・デメリットと正しい使い方を参照してください。

除毛クリームでの処理

  • メリット

・処理したい場所にクリームを塗って、洗い流すだけなので手軽に広範囲の処理ができる
・毛が伸びてきたときにチクチクしにくい

  • デメリット

チオグリコール酸カルシウムなどの薬品を使用しているため、肌に合わない人もいる

その他、除毛クリームでの処理についての詳細は、除毛クリーム(脱毛クリーム)によるムダ毛処理 |メリット・デメリットと正しい使い方を参照してください。

ブラジリアンワックスでの処理

  • メリット

・肌に優しい成分の製品を選ぶことができる
・一気に広範囲を処理ができ、仕上がりが美しい
・毛が伸びてきたときにチクチクしにくい

  • デメリット

・かなりの痛みを伴う
・処理にコツが必要で、慣れるまでは失敗することも多い
・うまく処理を行わないと、肌への負担が大きく、埋没毛や毛嚢炎になりやすい

その他、ブラジリアンワックスでの処理についての詳細は、ブラジリアンワックス(ワックス脱毛)によるムダ毛処理 |メリット・デメリットと正しい使い方を参照してください。

アンダーヘアの長さの整え方

長さを整えるときは3センチを目安に

Vゾーンの毛をある程度残す場合、長さを整えた方が収まりが良くなります。着用する水着や下着に合わせて自分好みの長さに整えれば良いのですが、一般的には長さ3センチに整えると性器も隠れ、自然に見えると言われています。

性器に近い部分を3センチに、足の方に向かっていくに従って少しずつ短くなるように整えると、より自然に仕上がります。

チクチクするのを避けたいならヒートカッターでの処理がおすすめ

毛はハサミでカットしても良いのですが、ハサミを使うと切り口が鋭利になってしまい、チクチクすると感じる人もいます。

チクチクするのが気になる人は、熱線で毛を焼き切るヒートカッターを使用してください。ヒートカッターで処理をした毛は、毛先が丸くなり、チクチクしにくいです。ただし、毛を焼き切るので、処理中の焦げ臭いにおいが気になるという人もいます。

ヒートカッターにもさまざまな種類がありますが、3000円ほどで購入できる「ラヴィア Vライントリマー」という製品が特に人気です。

自己処理でチクチクするのを完全に防ぐのは難しい!

ヒートカッターで処理をすれば、チクチクしにくいという人が多いけど、ヒートカッターはあくまでもアンダーヘアの長さを短くするための道具なの。だから、最大限短くしようとしても5~7ミリの長さにしかできません。

チクチクするのを避けて、完全にアンダーヘアを処理したいなら、サロンでのブラジリアンワックスや光脱毛、クリニックでの医療レーザー脱毛などプロの手を借りるのがおすすめです◎

以上、Vラインの正しい自己処理方法|長さや形の整え方、チクチク対策も、でした。Vラインは比較的自己処理がしやすい部分ですが、肌がデリケートなので、間違った処理を繰り返すとかゆみなどの肌トラブルを招いてしまいます。

自己処理をするときは、なるべく肌に優しい方法で、処理の頻度もできるだけ抑えるようにしましょう。

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