ブラジリアンワックス(ワックス脱毛)によるムダ毛処理 |メリット・デメリットと正しい使い方

ここでは、ブラジリアンワックス(ワックス脱毛)によるムダ毛処理のメリット・デメリットや使い方などについて説明します。

ワックス脱毛とブラジリアンワックス脱毛の違い

ワックス脱毛とは、脱毛用に開発されたワックスを肌に塗り、毛とワックスを密着させた後、そのワックスを引き剥がすことでムダ毛を処理する方法です。欧米では昔から定番の処理方法で、世界三大美女の一人であるクレオパトラも行っていたと伝えられています。

また、Tバック発祥の地であるブラジルでは、ワックスを使ってVIOラインの処理をする女性が多く、ワックス脱毛の中でもVIOラインの処理をブラジリアンワックス脱毛と呼ぶようになったという説があります。

しかし、最近ではワックス脱毛自体をブラジリアンワックス脱毛と呼んでいる場合もあります。

ワックス脱毛のメリット・デメリット

ワックス脱毛の最大のメリットは、VIOラインも含め、広範囲を一気に処理できることです。一方で、肌に大きな負担をかけてしまうため、さまざまな肌トラブルを招いてしまうこともあります。それでは、ワックス脱毛のメリット・デメリットについて具体的に見ていきましょう。

ワックス脱毛のメリット

一気に広範囲の処理をすることができ、仕上がりが美しい

処理したい部分にワックスを塗り、引き剥がすだけなので、広い範囲を一気に処理することができます。また、毛を毛根から引き抜いてしまうため、カミソリや電気シェーバーでの処理より美しく仕上げられます。

処理の頻度を低く抑えられる

肌の表面に出ている毛だけを処理するカミソリや電気シェーバーでの処理に比べ、処理の頻度を抑えることができます。多くの人が2~3週間に1度、処理しています。また、同じく毛根から毛を除去する毛抜きに比べると、処理にかかる時間も少ないです。

VIOラインにも使用できる

除毛クリームや脱色クリームは、VIOゾーンに使用できるものが少ないです。また、狭い範囲に毛が密集しているので、処理に時間がかかり過ぎ、1本1本抜くたびに痛みも伴うため、毛抜きでの処理も不向きです。

カミソリや電気シェーバーで処理することもできますが、長時間無理な体勢を取らなくてはならず、その体勢も足を台に載せ、処理する部分を覗き込こむなど、人には絶対に見せられないような恥ずかしいものなので、あまり気分の良いものではありません。

VIOラインを自己処理するならば、これに特化したブラジリアンワックスでの処理が一番おすすめです。

低コストで処理できる

脱毛ワックスは、ドラッグストアや通販サイトなどで簡単に手に入れられます。安いものであれば1000円以下から販売されており、処理の頻度も低く抑えられるため、あまりお金をかけずに処理を続けることができます。

新たに毛が生えてきた時に、チクチクしにくい

カミソリや電気シェーバーで処理すると、毛の断面が太く鋭くなってしまうので、伸びてきた時にチクチクし、不快感を感じることがあります。ワックス脱毛の場合は、毛根から新たな毛が生えてくるので、毛先が柔らかく、優しい手触りになります。

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ワックス脱毛のデメリット

痛みを伴う

毛を毛根から抜いてしまうため、それなりに痛みがあります。腕や足であれば、気にするほどではありませんが、肌が敏感なVIOゾーンの処理は、相当な痛みを伴います。あまりの痛さに思わず叫んでしまったという人もいるほどです。

この痛みを軽減させる方法については「ブラジリアンワックスでの基本的な処理の方法と痛みを軽減させるコツ」にて詳しく説明します。

肌への負担が大きく、さまざまな肌トラブルを起こしてしまう可能性も

たくさんの毛を一気に引き抜くので、当然、肌には大きな負担がかかります。

また肌がストレスを感じると、メラニン色素が活発化し、色素沈着を起こしやすくなってしまいます。症状がなかなか治まらず、治療に長期間要する場合もありますので、事前にこういったリスクについても、よく知っておいてください。

埋没毛に要注意!

埋没毛とは、皮膚の表面に出てくるはずの毛が、皮膚の内側に埋もれたまま成長してしまったものです。

脱毛を行うと、皮膚はムダ毛が抜けてできた穴を守ろうと修復作業をはじめます。表面に薄い膜を作り、毛穴をふさいでしまうのです。そして、何度もワックス脱毛を行うと徐々に毛根が弱り、ムダ毛が柔らかくなることがあります。こうして柔らかくなった毛は、毛穴の表面の薄い膜を突き破れず、埋没毛になる可能性があるのです。

また、見た目に美しくない埋没毛をなんとかしようと、無理やり毛をほじくったりすれば、毛穴が炎症を起こし、毛嚢炎(もうのうえん)になってしまうこともあります。

「埋没毛」「毛嚢炎」「色素沈着」についての詳細はそれぞれの記事を参照してください。

永久的なものではないので、定期的に処理を行わなければならない

ワックス脱毛は永久的なものではありません。

また、最低でも2~5ミリ程度の長さがないと、うまく処理できないので、その長さになるまでは次回の処理を行うことができません。常に毛のない状態にしておきたい、という人は別の方法で処理してください。

処理にコツが必要で、慣れるまでは失敗することも多い

ワックスを塗り、引き剥がすだけ、と言うと誰でも簡単に処理できるように思います。しかし、実際に使用した人の話を聞くと「うまく毛が抜けなかった」、「多くのムダ毛が残ってしまった」という声が少なくありません。

何度か行い、慣れてくればスムーズにできるようになりますので、うまく行かなかった時には、説明書を読み直して次回に備えてください。

脱毛ワックスのタイプとそれぞれのメリットデメリット

脱毛ワックスは、原材料や使用方法の違いによって大きく3つに分けることが出来ます。それぞれのメリット、デメリットについて見ていきましょう。

水性ワックス(シュガーワックス・ハニーワックス)

ハチミツや砂糖を原材料にした肌に優しいワックスです。水溶性なので、使用後に残ったワックスは、水で洗い流すだけで落とせます。引き剥がす時には、ストリップシートと呼ばれる専用シートを使用します。

メリット
・人によってはアレルギーを起こす可能性のある松ヤニなどを使用していないので肌に優しい。
・油性ワックスより粘着力が低いので、その分痛みが少ない。
・水で洗い流せるので、油性ワックスよりも扱いやすい。

デメリット
・粘着力が低いため、1センチほどの長さがある毛しか脱毛できない。

肌が弱い人や、脱毛ワックスを初めて使用する人にもおすすめです。

水性ワックスは自宅でも簡単に作ることができます。さまざまな作り方があり、どれが肌に一番合うかは人により異なりますので、ここで詳しい方法を説明するのは控えます。

「脱毛ワックス 作り方」と検索すれば、多くのサイトがヒットしますので、気に入ったものが見つかれば、ぜひ挑戦してみてください。

油性のソフトワックス

松ヤニなどの油分を使った脱毛ワックスです。使用後、肌に残ったワックスはオイルクレンジング剤で洗い流します。水性ワックスと同じく、引き剥がす時には、ストリップシートを使います。

メリット
・粘着力が高く、5ミリ程度の短い毛や細い毛であっても処理できる。
・薄く塗り広げることができるので、広範囲の処理ができ経済的。

デメリット
・松ヤニを使用しているものが多く、人によってはアレルギーを引き起こすこともある。
・粘着力が強い分、肌に負担をかける。

短時間で広範囲を処理したい時におすすめです。

油性のハードワックス(固形ワックス)

油性のソフトワックスと同じく松ヤニなどの油分を使っており、使用後に残ったワックスはクレンジングオイル剤で洗い流します。こちらは、肌に塗布した後、ワックスが固まるのを待ち、引き剥がすだけです。

ストリップシートは使いませんので、より細かい部分を処理するのに向いています。使用前にワックスを温め、粘度を調整しなければならないなど、扱いが難しく初心者には不向きです。

メリット
2ミリ程度の短い毛も脱毛できる

デメリット
・松ヤニを使用しているものが多く、人によってはアレルギーを引き起こすこともある。
・高めの温度のワックスを長時間塗布しておかなければならないので、低温やけどする可能性がある。
・ワックスが乾くまで待たなければならないので時間がかかる。

肌が強く、毛が長くなるまで待てない人におすすめです。

番外編 脱毛テープ

脱毛テープは、貼って剥がすだけで毛を根元から処理する製品です。ワックスよりも手軽に使うことができますが、粘度はそれほど高くなく、ほとんど毛が抜けなかったという声も聞かれます。

とはいえ、他の方法よりも短時間で処理できますし、テープ自体もドラッグストアなどですぐに購入することができるので、とにかく短時間で処理したい、という人には便利な製品です。

脱毛ワックス選びのポイント

ドラッグストアや大手通販サイトには、さまざまなメーカが作った数多くの脱毛ワックスが並んでいます。購入する際にはどういった点に注意すれば良いのでしょうか?

まずどのタイプのワックスを使用するか決める

まずは、前項で説明した3つのタイプの中からどのワックスを使用するか決めてください。やみくもに当たるよりも最初にタイプを絞ってしまった方が選びやすくなります。

使用できる部位を確認する

全身どこにでも使えるワックスが主流ですが、中には使用する部分を制限している製品もあります。パッケージなどで使用できる部位を確認しましょう。

成分

砂糖やハチミツを主成分とした水性ワックスの中にも、防腐剤保存料を配合している製品があります。

また、良い香りをさせるために香料を使用しているものも多いです。もちろん、全ての防腐剤や保存料、香料が悪いわけではありません。しかし、普段から肌が弱く、無添加の化粧品しか使わないようにしている人などは避けた方が良いでしょう。

粘度(使用前に温めが必要かどうか)

ハードワックスは使用前に温めなければならないので、扱いが難しいというのは前項で説明した通りです。一方、水性ワックスや油性のソフトワックスは、基本的に使用前に温める必要がないとされています。

しかし、温度が低いところで長い間放置しているとワックスが固まってしまい、結局、使うたびに温めなければならないという口コミが寄せられている製品もあります。

また、粘度が高ければ効果は上がりますが、その分痛みも増します。パッケージを見ただけでは判断しづらいものですが、口コミなども参考にしながら、粘度にも気をかけて選ぶようにしてください。

ブラジリアンワックスでの基本的な処理の方法と痛みを軽減させるコツ

脱毛ワックスもブラジリアンワックスも使い方は同じです。VIOライン以外の処理をする時も、ブラジリアンワックスと同じように使えば、肌に優しく処理ができますので、ここではブラジリアンワックスの使用方法について説明します。

細かな使用方法は製品によって異なります。あくまで基本的な処理方法ですので、使用する前に必ず取扱説明書を読んでください。

処理を行う前に気をつけたいこと

生理中やその前後、体調の悪い時には処理をしない

生理中やその前後は、肌が敏感になっているので処理に適しません。また、体調が悪い時には、免疫力も低下している可能性があり、肌トラブルを招きやすいです。

こういった時は痛みも感じやすくなっていると思うので、無理して処理を行わないでください。

使用する前にパッチテストを行う

用意したワックスが自分の肌に合うかを確認しましょう。これをパッチテストといいます。

パッチテストの方法

1.少量のテストワックスを用意する。
2.脱毛したい部分に少量(10円玉程度の大きさ)塗る。
3.実際に使用する時と同じように脱毛する。
4.水またはぬるま湯(油性ワックスの場合はクレンジングオイル剤で)でしっかりと洗い流し、24時間以上経っても異常がない場合のみ、使用する。肌の弱い人は、さらに24時間(合計48時間)待ち、肌の変化を確認すること。

テスト中に異常を感じた場合は、すぐにテストを中止し、しっかりと洗い流してください。症状がひどい場合には、早めに医師に相談しましょう

ブラジリアンワックスの基本的な使用手順

1.処理する部分の毛の長さを整え、肌を清潔にする

ブラジリアンワックスでは、長い毛をうまく処理することができません。

使用するワックスのタイプによって処理できる長さが異なりますので、指定された長さに整えてください。その後、入浴するなどして処理する部分を清潔にしましょう。

さらに痛みを軽減するためには… その1

処理する毛が長すぎても短すぎても痛みが増すと言われており、1センチ程度の長さが一番痛みを軽減できるとされています。

どうしても痛みを我慢出来ない場合には、指定の長さではなく1センチ程度に揃えてから処理してみてください。

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2.蒸しタオルで肌を温め、余分な水分を拭きとった後、ペビーパウダーを薄く塗る

肌を温めると毛穴が開き、痛みを軽減できます。蒸しタオルなどを使って処理する部分を温めましょう。

ただし、ワックスを塗る前に肌に余計な水分がついていると、うまく処理することができません。乾いたタオルで水分を拭き取った後、薄くベビーパウダーを塗ると、しっかり水分を除去できます。

3.毛の向きを整え、毛の流れに沿ってワックスを塗る

毛の向きを整えた後、付属のヘラ(スパチュラ)を使い、毛の流れに沿ってワックスを塗ってください。慣れるまでは、一度に広範囲を塗らず、1センチ×2~3センチ四方ほどの狭い範囲を塗る方が成功しやすいです。毛の根元にまで届くようにしっかり塗りましょう。

ワックスが不要な部分につくのを避けるため、ヘラが付属していない場合は、別途購入してください。アイスの棒のような木製のものなら、50本入り200円ほどで購入することができます。使い捨てなので衛生的です。

ワックスを塗る量は、取扱説明書に従ってください。指定された量より多く塗ったからといって、効果が上がることはありませんので、必ず決められた量を塗るようにしてください。

4.ストリップシートをのせる(水性ワックス・油性ソフトワックスの場合)

ストリップシートを押し付け、毛の流れに沿って撫でながらワックスを馴染ませます。

5.毛の流れに逆らって一気に引き剥がす

引き剥がす時は、毛の流れに逆らってください。じわじわと剥がすのではなく、思い切り良く一気に剥がしましょう。

さらに痛みを軽減するためには… その2

img_brazilian-wax02ワックスを引き剥がす際、つい身構えて、息を止めてしまいがちです。しかし、息を吐くタイミングで剥がした方が、身体に力が入っていない分、痛みを抑えられます。
引き剥がす前に数回深呼吸し、息を吐くタイミングで剥がしてみてください。

6.余分なワックスを洗いながし、しっかり冷やす

水性ワックスの場合は水かぬるま湯で、油性ワックスの場合はオイルクレンジング剤で、肌に残った余分なワックスを洗い流した後、保冷剤や冷たい水を染み込ませたタオルなどでしっかり冷やしてください。

処理後の肌はいつもより敏感になっていますので、冷却シートなどは使わないようにしましょう。

7.処理後2~3日はいつもよりしっかり保湿する

脱毛により肌に負担をかけています。また、乾燥して皮膚がかたくなると埋没毛になりやすくなってしまいます。処理後2~3日はいつもよりしっかり保湿し、肌をケアしてください。

普段、顔に使っている化粧水を処理した部分にも使用すると良いでしょう。

8.処理後数日は、プールや海水浴、サウナ、岩盤浴、熱い湯船などを避ける

処理後数日は肌が敏感になっているので、プールや海水浴、サウナ、岩盤浴、熱い湯船などは避けてください。最低でも2~3日開けるのが望ましいです。

ブラジリアンワックスを行う前後の肌画像

脱毛前
ブラジリアンワックスの場合、処理前に1センチ~5ミリ程度は毛を残しておかなければなりません。

脱毛直後
毛穴がかなり開いており、赤みを帯びています。

6時間後
毛穴が引き締まり、赤みもずいぶん引きました。遠目で見ると、普段の肌状態とほぼ変わりません。

ブラジリアンワックス処理後に起こりやすいトラブルと対処法

ブラジリアンワックス処理後に起こりやすいトラブルと対処法についてお伝えします。

赤み

処理中の刺激によって、肌が赤みを帯びることがあります。冷たいタオルをそっと当てて、肌をクールダウンさせましょう。

かゆみ

軽いかゆみであれば、冷たいタオルで冷やすなどして2~3日、様子を見ましょう。

この時、かきむしってしまうと、そこからばい菌が入って、さらに深刻なトラブルを招いてしまいますので、絶対に掻かないようにしてください。また、汗をかいた後、そのまま放置すると更なるかゆみを招くので、こまめに汗を拭きましょう。

かゆみがひどい場合は、ワックスによりアレルギーを起こしている可能性があります。速やかに医師に相談してください。

皮膚のはがれ

処理後の乾燥により、皮膚のはがれが起こることもあります。顔用の化粧水を塗るなどしてしっかり保湿してください。

いずれも2~3日して、症状が収まらなかった場合には、早めに医師に相談しましょう。

サロンでのブラジリアンワックス処理

自分では手の届きにくい場所もきれいに処理できる

近年、ブラジリアンワックス処理が受けられる脱毛サロンも増えています。自分では手が届きにくい場所もきれいに処理できるのが魅力です。

サロンに行くのであれば、より痛みの少ない光脱毛を選ぶこともできますが、光脱毛でVIOラインの処理をするのは、とても時間がかかります。脱毛完了まで、何度も通わなければならず、すぐに毛がなくなるわけではありません。

一方、ブラジリアンワックス処理であれば、その日のうちに全く毛がない状態にすることができます。

サロン選びは慎重に

身体の中でも特に敏感なVIOゾーンの処理をお願いするのですから、サロン選びは特に慎重に行ってください。価格や立地、雰囲気やスタッフの対応なども気になるとは思いますが、一番大切なのは衛生管理です。

直接肌に触れるスティックやワックスペーパーを使い回すサロンは以ての外です。

また、スタッフが使っている手袋が、医療用の手にぴったりとフィットするタイプではなく、調理用や掃除用のビニール手袋だった場合も要注意です。

自分の身体を守るため、少しでも不安を感じたら、処理を断り店を出る勇気を持ってください。

 

以上、ブラジリアンワックス(ワックス脱毛)によるムダ毛処理のメリット・デメリットや正しい処理方法について解説しました。VIOゾーンを自己処理するなら、これに特化したブラジリアンワックス処理が一番おすすめです。VIOゾーンの処理に興味があるけど、サロンに行くのは恥ずかしい、という人はぜひ一度試してみてください。

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