全身脱毛は恥ずかしい?脱毛のプロ&経験者が語る恥ずかしさ軽減方法

ここでは、全身脱毛の恥ずかしさについて詳しく説明します。サロンやクリニックで働く脱毛のプロからのアドバイスや経験者の意見もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

多くの人が気にしていること

VIOラインを見られるのが恥ずかしい

やはり、普段、ほとんど人に見せることのないVIOラインを見られるのは恥ずかしいと感じている人は非常に多いです。

このため、サロンやクリニックでは、露出する部分を最小限にして照射するなど、できるだけ恥ずかしさを感じないように配慮してくれます。

また、紙のパンツを履いたまま照射してくれるサロン・クリニックであれば、より恥ずかしさを感じにくかったという意見も多いので、気になる人は初回カウンセリング時に確認しておきましょう。

VIO脱毛の恥ずかしさを軽減する方法について、より詳しく知りたい人は、VIO脱毛は恥ずかしい!?|服装・姿勢の解説&対策とスタッフの本音を読んでみてください。

体型にコンプレックスがあり、見られたくない

  • ボディラインに自信がない
  • 胸が小さいから恥ずかしい
  • 太っている

など、体型にコンプレックスがあり、見られたくないと感じる人もいます。ただし、全身脱毛だからといって全裸になるわけではありません。

サロン・クリニックでは、照射の際にラップタオルやガウンなどを身に着け、上からタオルや毛布をかけ、照射する部分のみを露出しながら照射するので、ある程度カバーすることができます。

照射時の服装については【照射時はラップタオルに着替える】で、さらに詳しく説明します。

胸やバストトップを見られるのが恥ずかしい

胸やバストトップを見られるのが恥ずかしいという人も多いですが、VIOラインと同じく露出する部分を最小限にするなどの配慮をしてくれます。

乳輪周りに毛が生えているのを知られるのが恥ずかしい、と思う人もいますが、乳輪や乳輪周りに毛が生えているのはよくあることです。

サロンやクリニックには、この部分の毛を処理したいと相談に来る人も多く、スタッフにとってはたくさんある部位のひとつに過ぎません。

また、照射する前には毛を剃っておく必要があり、この事前シェービングを自分で行う場合、毛が生えた状態を見られることもありませんので、安心してください。

胸周りの脱毛について、さらに詳しく知りたい人は、胸(乳輪周り)脱毛の全知識|効果・回数・恥ずかしさの軽減についてを読んでみてください。

ムダ毛が濃かったり、長かったりするのが恥ずかしい

前述の通り、照射前には毛を剃っておかなければなりません。この事前シェービングは、サロン・クリニックで行ってくれる場合もありますが、自分で行うこともできます。

自分で行った場合、毛が濃かったり、長かったりしてもサロンやクリニックのスタッフに見られることはありませんので、安心してください。

事前シェービングには、肌に優しい電気シェーバーの使用をおすすめします。詳しい処理の手順は、正しい電気シェーバーの使い方で解説しています。

また、肌が特にデリケートなVIOラインの処理については、

で、さらに詳しく説明しています。

【独自アンケート】全身脱毛で裸になるのは恥ずかしい?

実際に全身脱毛で裸になるのが恥ずかしいと感じている人は、どれくらいいるのでしょうか?「脱毛の学校」でアンケート調査を行いました。

全身脱毛で裸になるのは恥ずかしい?

【7441人回答】全身脱毛で裸になるのは恥ずかしい?

  • 恥ずかしいからできない 41%
  • 恥ずかしいけど我慢している 21%
  • 特に抵抗はない 38%

回答数 7441人(有効回答数:3944)

「恥ずかしいからできない」と「恥ずかしいけど我慢している」という、恥ずかしい派が過半数を超えています。

そして、これだけたくさんの人が恥ずかしいと感じていることは、サロン・クリニックでも把握しており、恥ずかしいと感じるための対策をしっかりと行っています。

初回カウンセリングなどで、スタッフに恥ずかしいと思っていることを話せば、照射していない部分はタオルや毛布で覆ってくれたり、ガウンを着たまま照射してくれたり、などの配慮をしてくれるので、ぜひ相談してみてください。

照射当日の流れや照射の様子を事前に知ることで心の準備をする

恥ずかしいと思う気持ちを完全にコントロールするのは不可能です。

しかし、照射当日の流れや照射時の様子などを知らないままでいると、想像がどんどん膨らんでしまい、恥ずかしい気持ちが大きくなってしまう可能性があります。

さまざまな脱毛を体験してきた脱毛の学校スタッフによると、「事前に照射がどんな風に進むのかなどを説明がなかったので、次に何が起こるのか分からず、余計緊張して、恥ずかしさを感じてしまった」とのことです。

また、多くの人が「2~3回目になると慣れてきてあまり恥ずかしさを感じなかった」と答えているのは、当日の流れや照射時の様子について分かっており、安心しているからという可能性が高いです。

事前にどんな状況で照射が行われるのかを知っておくことで、心の準備ができ、恥ずかしさを軽減することができるのではないでしょうか?

照射当日の流れ

サロン、クリニックでの照射の流れは以下の通りです。

  • 簡単なカウンセリングや問診
  • 着替え(ガウンや紙の使い捨てパンツを用意してくれている場合が多い)
  • 脱毛部位の状態の確認(黒ずみや肌荒れがないかの確認)
  • 冷却ジェルなどの塗布(不要なサロン・クリニックもあり)
  • 照射
  • アフターケア(冷却や保湿剤の塗布)

サロン、クリニックそれぞれの当日の流れについてより詳しく知りたい人は、光脱毛サロン(エステ)での基本的な処理の流れ医療レーザー脱毛の基本的な施術の流れを読んでみてください。

照射担当者が男性のことはない

大手サロン・クリニックの場合、女性専用のことが多いです。女性専用の場合、保護者や付き添いであっても店内、院内に男性が立ち入ることを禁止しているので、中で男性と顔を合わせることはありません。

また、男女とも受け入れているプライベートサロンであっても、ほとんどの場合、店内で男性と会うことのないよう、予約の時間をずらす、入口や部屋を別々にするなどの配慮がなされています。

どちらの場合も、女性が照射を受けるときには、女性スタッフが担当してくれますので、安心してください。

クリニックの場合、問診を行う医師は男性のこともありますが、実際に照射してくれるのはほぼ女性です。

一部、「男性目線で処理をしてもらう方が良い」という人のために、男性医師が照射を行うクリニックもありますが、その場合、公式サイトなどで案内されていることが多いです。

医師の性別の案内がなく、気になる人は、事前に問い合わせて確認しておきましょう。

着替えは個室の場合と共用の更衣室の場合がある

着替えは照射する個室で行う場合と、共用の更衣室で行う場合があります。他の人に着替えを見られるのが恥ずかしい、という人は個室で着替えられるサロン・クリニックを選んでください。

大手サロンでは、店舗によって着替えの状況も異なるので、事前に店舗に確認しておくと安心です。

照射時はラップタオルに着替える

サロンでもクリニックでも、多くの場合、用意されているラップタオルに着替えます。

  • ラップタオル

VIOラインの照射をする場合、当日履いていった下着を脱いでそのままベットに寝転ぶ場合もあれば、用意されている紙パンツに履き替える場合もあります。

  • 紙パンツ

照射は個室で行われるので、スタッフ以外に見られる心配はない

照射を行う部屋はカーテンなどで区切られた個室になっているので、スタッフ以外の人に照射中の様子を見られることはありません。

照射するスタッフは1人の場合も複数の場合もある

照射を担当するスタッフは、複数の場合もあれば、最初から最後まで1対1のマンツーマンで行う場合もあります。

複数のスタッフで一気に短時間で終わらせてくれる方が恥ずかしさを感じなかったという人もいれば、1対1でじっくり話をしながら照射してもらう方が恥ずかしさを感じなかったという人もいます。

初回カウンセリング時に何人で照射するのかを確認し、自分に合ったスタイルのサロン・クリニックを選んでください。

照射時に特別な姿勢を取ることはない

基本的に、仰向けかうつ伏せでベットに寝転ぶだけで特別な姿勢を取るわけではありません。

また、仰向けになるときには、照射の光から目を守るために、ゴーグルをつけたり、目の上にタオルをかけたりすることが多く、スタッフと目が合うことも少ないので、想像していたよりも恥ずかしさを感じなかったという人が多いです。

ゴーグルなどを着用しないサロンの場合、アイマスクを持参するのもおすすめです。

VIOラインに照射するときも、仰向けかうつ伏せに寝転んだまま、少し足を開き、ヒザを曲げて外側に倒すだけの場合がほとんどです。

一部、Oラインを照射するときに四つ這いになるサロン・クリニックもありますので、四つ這いの方が恥ずかしさを感じるという人は、事前にOライン照射時の姿勢について確認しておきましょう。

特に心配な人は、イラスト付きで説明するVIOライン照射時の姿勢でより詳しく解説していますので、読んでみてください。

照射していない部分はタオルや毛布で覆ってくれる

照射の熱で肌がダメージを受けてしまわないように、照射の前後に冷却ジェルや保冷剤などを使って肌を冷やします。この冷却で体を冷えてしまわないように、照射しない部分はタオルや毛布で覆ってくれます。

照射していない部分が露出していて「恥ずかしい」と言いにくい場合には、「少し寒いので何かかけてもらえませんか?」と頼んでみてください。

恥ずかしさを軽減するための対策まとめ

これまでに上げた、恥ずかしさを和らげるために事前に行える対策をもう一度まとめます。どれも簡単に行えるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

事前にできる5つの対策

  • スタッフに恥ずかしいことを伝え、タオルをかけるなどの対策をしてもらう
  • 更衣室が共用なのが恥ずかしい人は、事前に店舗に確認する
  • 照射時の流れや服装、姿勢などをあらかじめ確認し、心の準備をする
  • 照射時にゴーグルなどを着用しないサロンの場合、アイマスクを持参する
  • 1対1で照射か2~3人で照射か自分に合う方を選ぶ

全身脱毛経験者が語る恥ずかしさの乗り越え方

恥ずかしさを感じたのは最初だけ

やっぱり最初は恥ずかしくて、照射前にもモジモジしていたんです。そうしたら、スタッフさんが「最初は恥ずかしいですよね。私もそうでした!みんなそうです。でもだんだんなれるので大丈夫ですよ!」とお話してくれたおかげで心が和みました。(東京・26歳)

慣れると平気

最初の1~2回とっても恥ずかしかったのですが、3回目くらいには慣れてきて、恥ずかしいと感じることはなくなりました。(東京・25歳)

最初は同年代のスタッフに自分の体を見せるのが恥ずかしかったんですが、2回目以降は、慣れたのかそこまで恥ずかしいと思わずに通えています!(大阪・25歳)

スタッフの気遣いで恥ずかしさを軽減できた

スタッフの方がしっかり対応してくれるし、何気ない会話をしながら照射をしてくれるので、恥ずかしさが薄れました。(愛知・25歳)

女性のスタッフでもやっぱり恥ずかしさを感じてしまったのですが、さりげなくタオルで隠してくれたり、リラックスできるように色々な会話をしてくれたりしたので、助けられました。(岩手・31歳)

どんな流れで照射が進むのか知っておくのがポイント!

私もやっぱり脱毛2~3回目くらいまでは、恥ずかしくて、気構えるというか、変に緊張しちゃってました。4回目くらいからはだんだん慣れてきて、緊張しなくなってきたんですけど、それってどんな手順で照射されるか流れが分かってきたからだと思うんです。

最初は次に何をされるのかも分からなくって、「え!?ジェル塗るの?冷たいし、恥ずかしい!!」みたいな…。

だから、どんな格好で照射されるのかや、どんな流れで照射が進むのかをあらかじめ知っていたら、何も知らないよりもずっと恥ずかしさを軽減することができると思います!

脱毛のプロに聞く、サロンでの配慮とアドバイス

サロンで働く脱毛のプロに、サロンで行われている配慮や恥ずかしさに関するエピソードを聞きました。

取材協力(氏名五十音順・敬称略)
Harumi Ito(Waxing Salon 凛)、桶本貴子(脱毛のお店 NICO)、門田唯(Beautysalon REDMOON)、関根彩子(ブラジリアンワックスサロンaglaia)、松本登美子(トータルビューティーサロン fileo)

「全身脱毛をやってみたいけれど、恥ずかしい」という人に対して行っている対策があればお教えください。

淡々と施術し、会話で気持ちを紛らわせます

淡々と施術をしつつ、余裕のあるお客様に対してはお話して恥ずかしさを紛らわすようにしています。(Ito)

時には自分の体を晒すことも

使い捨てのペーパーガウンを着用していただき、脱毛する箇所以外は露出しなくていいようにし、時には、自分の体も晒したりします。(桶本)

お話しながら何が恥ずかしいのかを明確にし対策を取る

「何に対して恥ずかしいのか」をお客様とのお話ししながら明確にし「見られる事が恥ずかしい」お客様に対してはタオルワーク(タオルで施術する部位以外を隠す等)をしっかりとする事+楽しいお喋りで恥ずかしさは半減すると思います。(門田)

クッションを用意しています

もともと、ブラジリアンワックスサロンなのでVIOのメニューから入る方が多く、お客様の抵抗が少ないように思います。クッションをご用意しているので、抱き枕のようにぎゅ、と持っていただき、安心感を感じていただければ、と思ってます。(関根)

ガウンを着用し、他は隠しながら行います

全身の方には、ガウンを着ていただいてから行っています。施術部位ごとに出していきますので、他は隠しながら行いますのでご安心ください。(松本)

これまで来られたお客様や、ご自身が脱毛したときに「こんなことが恥ずかしかった」というようなエピソードがあれば、お教えください。

自分が指摘されて恥ずかしいことは指摘しません

お客様でサロンに来られたお客様で肛門にべったりトイレットペーパーの残りが付いていた方がいらっしゃいます。おそらく来店直前にトイレに行かれて、急いで来店したのだと思われます。気づいていらっしゃらない様子だったので特に突っ込まず、こちらでトイレットペーパーを取りながら施術しました。私自身突っ込まれると恥ずかしいなと思うことは、お客様にはしないようにします。(Ito)

なかなか自分で見せない分、おしりを見られるのに抵抗がある人が多いかも

お客様は、最初にデリケートゾーンを見られるのが恥ずかしいようです。一瞬だけのようですが。あとはOラインの時におしりを見られるのが抵抗あるみたいです。自分でなかなか見えない分、おしりに自信のない人が多いのかも。(桶本)

剥がした後のワックスを見て、スッキリ感を共有

当店はワックス脱毛ですので、毛を伸ばして来店して頂けないと施術が行えません。ほとんどのお客様が、いわゆるボーボーの状態で来店されます。どこの箇所でもボーボーの状態は恥ずかしいと思うので、剥がした後のワックスを見て貰って一緒にスッキリ感を感じる事によって、恥ずかしさからスッキリした感動に感情を入れ替えることにより「ボーボーの状態、毛を伸ばした状態での来店は普通なんだ」と思って頂けるよう努めています。(門田)

私はVIOよりバストトップが恥ずかしい!

わたしはVIOよりバストトップが恥ずかしいです!授乳で黒ずんでしまったので。そして出産を期に痔?脱肛?の様子がありOラインも恥ずかしいです。お客様でも痔の症状を気にされる方は多いですよ。(関根)

やっぱり自分の気にしているところが恥ずかしい

やはりご自身が一番気にされている部位のお手入れになるので恥ずかしいかと思いますが、そこを乗り越えれば理想としていたお肌になります。私達はお客様のお肌を最適な状態にするお手伝いにすぎませんので、勇気を持ってやっていただいたら良いのではないでしょうか!また当サロンでは、完全な個室でおこないますので安心して受けていただけると思います。(松本)

以上、全身脱毛は恥ずかしい?脱毛のプロ&経験者が語る恥ずかしさ軽減方法、でした。全身脱毛が恥ずかしいと思う人はたくさんいます。

恥ずかしいと思う気持ちを完全にコントロールするのは難しいですが、事前に照射の流れや服装などを知っておくことで、その気持ちを軽減することはできます。まずは事前にできる5つの対策を実践してみてください。

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