誰でも簡単にできる鼻毛の処理方法|抜いてもいい?どこまで剃る?

鼻の穴の皮膚はとてもデリケートなので、鼻毛を自己処理をするときには注意が必要です。ここでは、鼻毛の自己処理方法についてや自己処理するときの注意点について詳しく説明します。

鼻毛はかなり見られている

正面からのチェックだけでは気づかないこともある

男女問わず、鼻毛が鼻からたくさん出ているということはまずありません。しかし、たった1本、ほんの数ミリ出ているだでもかなり目立ってしまうのが鼻毛です。

また、鏡を真正面から見ているときには1本も出ていなくても、少し上を見上げたときに出てしまっていたり、下から見上げられたときに出てしまっていたりすることもあり、自分では気付かないこともあります。

男女とも遠目で見て鼻毛が出ていても許せるのは、ごく少数

鼻から少し出ているだけでも、かなり目立ってしまう鼻毛ですが、目立つだけでなく、清潔感がないなどの悪印象を与えてしまう可能性が高いです。

カミソリなどの美容用品を販売する貝印が20~50代の働く男性を対象に行った「仕事の相手で気になった体の部分はどこですか?(複数回答可)」というアンケートでは、ヒゲ(37.1%)、髪(52.5%)を抑え、鼻毛(57.6%)が1位となっています。

この結果からも、髪やヒゲよりも面積が小さく、毛が出てしまう量もずいぶん少ないのに、多くの人が鼻毛を気にしていることが分かります。

また、脱毛の学校では男女別に、鼻毛に対するアンケートを行いました。

女性の鼻毛、どの程度までなら出ていても許せますか?

  • 顔を近づけたときに分かる程度なら許せる 43%
  • 1ミリでも出ていたら女じゃない(女として見れない) 43%
  • 遠目で見て出ていると分かっても気にしない 14%

回答者 18277人(脱毛の学校調べ)

男性の鼻毛、どの程度までなら出ていても許せますか?

  • 顔を近づけたときに分かる程度なら許せる 47%
  • 1ミリでも出ていたら男じゃない(男として見れない) 42%
  • 遠目で見て出ていると分かっても気にしない 11%

回答者 10509人(脱毛の学校調べ)

男女でやや割合は異なるものの、共に「遠目で見て出ていると分かっても気にしない」という人は10~15%以内とかなり少数派です。

中には「異性として見られる、見られない以前に、身だしなみとしてきちんと処理するべき」、「鼻毛が出ていると、それだけで清潔感が失われる」といった厳しい意見も見られました。

言うまでもありませんが、顔は常に露出している部分であり、他の部位のように「今日は処理が甘いから、露出を控える」ということができません。身だしなみのひとつとして、確認する習慣をつけることをおすすめします。

処理の頻度は人それぞれだがチェックは毎日がおすすめ

鼻毛処理の頻度は人それぞれです。1週間に1回程度という人が多いですが、2~3日に1回という人、月に2回程度という人もいます。

処理の頻度はそれぞれですが、1本出ているだけでもかなり印象が悪くなってしまうので、鼻毛が出ていないかのチェックは、外出前に毎日行うのがおすすめです。

前述の通り、正面から見ているだけでは出ていることに気づかないこともあるので、少し上を見上げて、下から鏡で見てみるなど、どの角度から見ても出ていないようにしておきましょう。

正しい鼻毛の自己処理方法

鼻毛を全て処理するのは危険

常にどの角度から見ても、鼻から出ていることのないように処理をしておきたい鼻毛ですが、だからといって奥の方まで全て処理するのは危険です。

鼻毛には呼吸をしたときに、ほこりや異物、ばい菌が体の中に入るのを阻止するという大切な役割があり、全て処理をしてしまうと、この機能を果たせなくなってしまいます。

自己処理をするときには、入口から5ミリ程度のところまでに留めていてください。

処理をするときにはキーゼルバッハ部位に要注意

鼻の入口から1~1.5センチのところには、キーゼルバッハ部位と呼ばれる静脈が集まった部分があります。そして、この部分の血管はほとんど保護されていないので、少し傷ついただけでもすぐに出血してしまいます。

鼻血などもこのキーゼルバッハ部位から出ていることが多いです。

鼻毛を自己処理をするときには、この部分に触れないないためにも、入口から5ミリ程度までの処理に留めてください。

毛抜きより鼻毛カッターかはさみでの処理がおすすめ

鼻の中は粘膜でできている上、常に湿っているのでばい菌が繁殖しやすい部分です。毛抜きなどで毛を無理矢理引き抜くと、出血したり、そこからばい菌が入ったりして毛嚢炎(もうのうえん)になってしまう可能性があります。

鼻毛は毛抜きで抜いているという人も多いですが、鼻毛カッターやはさみで切る方が肌に優しくおすすめです。

毛嚢炎の症状や毛嚢炎になってしまったときの対処法などを詳しく知りたい人は、脱毛による毛嚢炎の対処・治療法と予防法など全知識を読んでみてください。

鼻毛カッターでの鼻毛処理

鼻毛を自己処理するとき、一番簡単に処理できるのが鼻毛カッターです。刃にガードがついているので、肌に直接刃が当たらず安全に処理できます。

パナソニックやフィリップスなど有名メーカーの人気機種であっても1500~3000円程度で購入できるので、頻繁に鼻毛処理をする人は購入を検討してみてください。

鼻毛カッターには2種ある

鼻毛カッターは刃の形状の違いによって大きく2種類に分けることができます。

円筒形回転刃タイプ

円筒形回転刃タイプは、外刃のスリットから入ってきた毛を内刃の回転運動によって処理します。この回転運動によって360度どの方向の毛もカットできるので、カッターの方向を気にすることなく処理できます。

ただし、一度に処理できる量が少ないので早剃りには向きません。

機種によっては、中にファンがついていて、切った毛が散らばらないように吸引してくれるものもあります。

トリマータイプ

顔用電気シェーバーなどと同じ形状のものです。円筒形回転刃タイプに比べて刃が長いので、奥まで剃ることができ、早剃りできます。

ただし、一方向しか処理できないので、処理するときには刃がどちらの方向に向いているのかを常に気にかけておく必要があります。

迷ったときは自分の鼻の形状によって選ぶのがおすすめ

どちらのタイプを選んでも基本的な処理方法は変わりませんので、機能や値段などを比較して、気に入ったタイプを選んでください。

どちらがいいか迷ったときには、自分の鼻の形状で選ぶのもおすすめです。だんご鼻の人は鼻の穴も浅いので、円筒形回転刃タイプの方が処理しやすいです。逆に、鼻筋が通っている人は、トリマータイプの方がしっかり処理できます。

用意するもの

  • 鼻毛カッター
  • 自立する鏡
  • ティッシュペーパー

手順

鼻毛カッターでの処理はとても簡単です。基本的な使い方は、どの機種でも同じですが、使用前には必ず取扱説明書を読んで下さい。

  1. ティッシュペーパーなどを使い、鼻の穴の中の汚れや水気を拭き取る
  2. 鼻毛カッターのスイッチを入れる
    注意:鼻の穴にカッターを入れてから、スイッチを入れるように指示している製品もあるので取扱説明書をよく読むこと
  3. 鏡で確認しながら刃の先端を鼻の穴に軽く添えて、ゆっくりと中に入れる

    注意:トリマータイプの場合は、刃の向きに注意すること
  4. 本体を動かして鼻毛をカットする
  5. カット後、ティッシュペーパーなどで鼻の中に残った毛を取り除く

鼻毛切りはさみでの鼻毛処理

はさみで処理をするときの注意点

鼻毛切りはさみは、鼻毛カッターのように刃にガードがついていないので、入口から5ミリまでの部分であっても、全てきれいに処理しようとすると危険が伴います。

自分の目で確認しづらい部分の鼻毛までカットしようとすると鼻の内部を傷つけてしまう可能性が高いので、鼻の穴から出ている毛や、目立っている毛だけをカットしてください。

鼻毛切り用の小さなはさみは100円ショップなどでも販売しています。選ぶときには、はさみの先端で肌を傷つけないように、必ず刃先の丸いものを選んでください。

用意するもの

  • 鼻毛切り用はさみ
  • 自立する鏡
  • ティッシュペーパー

手順

  1. ティッシュペーパーなどを使い、鼻の中の汚れや水気を拭き取る
  2. 鏡で確認しながら少し上を向き、穴から出ている毛や、目立つ毛だけをカットする

    ポイント:このとき、はさみを持っていない方の手で鼻を少し押し上げると確認しやすくなる
  3. ひと通りカットしたら、鼻をつまんでみて、出てくる毛がないか確認する
  4. ティッシュなどで鼻の中に残った毛を取り除く
ワックスで鼻毛を処理することもできるよ!

最近では、鼻毛カッターや鼻毛切り用はさみでの処理ではなく、鼻毛用のワックスを使った処理も人気!ワックスサロンでプロに処理してもらう人もいれば、鼻毛用のワックスを購入し、自分で行う人もいます。

鼻毛ワックスも毛抜きと同じように鼻毛を抜くものだけど、ワックスの場合1回1回新しいワックス剤を使用するから、毛抜きを使用するよりも衛生的に処理できるんです!(毛抜きを鼻に入れるたびに消毒するのは現実的じゃないもんね…)

それに、毛抜きを使用する場合、毛を1本抜くたびに肌に刺激を与えてしまうけど、ワックスの場合1度に大量の毛を処理できるので、肌に刺激を与える回数も少なくて済みます。

ただし、ワックスをうまく扱うにはコツが必要で、慣れるまでは痛いだけで、きれいに毛を抜くことができなかったという人も多いので、不器用な人はサロンでの処理がおすすめです!

鼻毛ワックスでの処理方法など、鼻毛ワックスについてより詳しく知りたい人は、鼻毛脱毛が危険な理由|ブラジリアンワックス&鼻毛脱毛リスク回避法を読んでみてね。

以上、誰でも簡単にできる鼻毛の処理方法|抜いてもいい?どこまで剃る?、でした。鼻毛はほんの少し出ているだけでも、かなり目立ってしまう上、とても悪い印象を与えてしまいます。外出の前には、鏡の前で鼻毛が出ていないかを必ずチェックしましょう。

また、鼻の穴の皮膚はとてもデリケートな上、鼻毛には大切な役割があります。処理をするときには、入口から5ミリ以内に、そして必ず正しい処理方法で処理をしてください。

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