辛い気持ちが分かるから、お母さんや働く女性を癒したい

―今日はよろしくお願いします。早速ですが、こちらのサロン名は「Aider」と書いて「エデ」とお読みするんですよね。実は最初、アイダーだと思ってました。

難波ふふふ。フランス語で「助ける」という意味なんです。私がサロンをオープンしたのは、自分がいろいろ大変な思いをしてきたので、赤ちゃんのいるお母さんを助けたいっていう気持ちからだったんです。

―赤ちゃんのいるお母さんを助ける…ですか？しかもご自身の大変な思いとは？

難波私、子供が３人いるんですけど、実は３回とも産後鬱になっているんです。特に初めての子供の時には精神的にも体力的にもかなり追いやられてしまったんです。

仕事が好きだったのに思うようにできなくなったり、自分がお客さんとしてエステやネイルサロンに行くのも好きだったんですけど、使える時間もお金も制限されたり、周りに子育てを協力してくれる人もいないとか、そんなストレスがいくつも重なって。子供が可愛いのに、自分が辛すぎて上手に対応できなくなってしまったんです…。

でも、病院でもらった薬でホルモンバランスが整ってきたリ、自分で体の歪みを矯正したら精神的にも安定して、元気になれるんですよ。だからその時に思ったんです。お母さんって赤ちゃんをずっと抱っこしたり、小さな子供と手をつないで歩くので、かなり無理な姿勢でいることが多いんですけど、そういう体の歪みも精神的な落ち込みに繋がっているんだって。

―精神も肉体も、どちらのバランスが崩れてもダメってことですね。

難波私には整体の技術も、ネイルやエステの技術もあるんだから、世の中のお母さんがやって欲しいと思うことを１度にできるサロンが作れるはずって思ったんです。私と同じ境遇の人を助けたり、癒してあげたくてサロンをオープンしたんですよ。

子連れOKの時間を作ったら、いろんなニーズに応えられた

―お母さんに優しいだけあって、子連れOKな時間帯もありますね。

難波実は最初、子連れNGにしていたんです。大半の人は、ちょっと子供から離れて、ひとりでゆっくり来たいんじゃないかなって思ったので。でも、預ける予定先が急にダメになることもあるんですよね。そうすると、もう連れてくるしかない…なんて状況もたびたびあったんです。

―代わりの預け先だって、簡単には見つからないですもんね。

難波そうなんですよ。だから10時から14時まではお子様連れOKにして、14時からはOLさんとか、子供とは少しの間離れてストレスを解消したい人の時間という感じで、分けることにしたんです。昼間の時間のスタッフは子供のいる場合が多いので、小さい子にも上手に対応しますしね。

お子様連れOKの時間を作ったら、ママ友同士で来て、お互いの施術中は子供の面倒を見合ったり、お姑さんと一緒に来て、抱っこしてもらっている間に身体の歪みや疲れを整えるなんてことも増えました。

―いろんなニーズに応えられるようになったんですね！しかもお姑さんと一緒っていうのも素敵ですね。ここだけの話、限界まで頑張ってることを知ってもらえる機会にもなりますしね（笑）。

難波エステサロンに行くって言ったら、子供を放り出して…なんて思われかねないですもんね（笑）。肩こりや体の歪みを矯正しに来て、それで元気に子育てできるって知ってもらえたら応援もしてもらえると思うんですよ。そういう人たちに気軽に来ていただきたくて、平日の昼間の料金は全メニューお安くさせていただいてます。

濃いヒゲがみるみるたまご肌に！効果を実感したのでメニュー追加！

―お母さんや女性の癒し…となると、やはりマッサージ系がメインかなと思いましたけど、なぜ脱毛をメニューに加えたんですか？

難波お客様からの要望でメニューが増えることが多いんですけど、私と同じくらいとか、いまのお母さん世代って脱毛経験者が多いんですよね。だから、部分的な脱毛は終わってるけど、まだ気になる箇所があるという方も多いんです。

それと、ある脱毛機の効果をかなり実感したっていうのも大きかったんですよ。

―脱毛機の効果を実感ですか？

難波エステで使用している機械があるんですけど、そこのメーカーに脱毛機もあったので、なんとなくは気になっていたんです。でも脱毛機の営業担当の方が男性だったんですけど、ヒゲが濃くて、カミソリ負けしてニキビもできていたんですよね。

だから最初は、やっぱりヒゲとかには効果がないんじゃないかな…って感じだったんです。でも、その男性とイベントなどでちょくちょく顔を見る機会があったんですが、会うたびにヒゲが徐々に薄くなってきて、今はもうつやつやスベスベのたまご肌なんですよ！

通常、ヒゲって光脱毛では効果がなかなか出ないとか、３年以上はかかると言われているのに、１年位でそれですから。もう導入するならこの機械しかないって思いました。

―すごい説得力！人体実験の結果を生で見させられた感じですね。

難波マシンは日本で製造しているちゃんとした国産機ですから安心できますよね。しかも毛周期に関係なく、３週間ごとに照射できるんです。毛に栄養を与える袋があるんですけど、そこに栄養が行かないようにシャットダウンする脱毛方式なんです。

―それはいま話題のバルジ式ってやつですね！かなり最先端なマシンなので、なかなか置いてあるサロンさんはないって聞きます。

難波あと、その機械にはリフトアップ効果もあるので、お顔脱毛するだけでリフトアップ効果までおまけでついてくるんですよ。ほうれい線も薄くなりますし、かなりおすすめのマシンなんで、ぜひ試して欲しいですね。

独自のマニュアルを作成し、お客様の安全を第一に

―例えば全身脱毛をする場合、施術はどんな感じで進んでいくんですか？

難波お客様の負担を考慮して、全身脱毛の場合は上半身と下半身に分けて行っています。だから、２回サロンに来ていただいて、全身脱毛が１回完了するって感じです。

後は、光を照射する時に多少の痛みがあるんですけど、痛みを強く感じる人と、そうじゃない人と、やはり個人差があるんです。痛みを強く感じる方の場合、ちょっと回数が増えるかも知れないけど、ジェルを塗って施術もできますよってお話して、お客様と相談して決めてますね。

―ジェルを塗る塗らないで、痛みって違うものなんですか？

難波ジェルを塗ると光を中和するというか、分散するので痛みを感じにくくなります。うちで使用しているマシンは、ハンドピースがかなり冷たくなるので、熱による痛みが緩和されるからジェルがいらないってメーカーさんからは言われているんです。でも私やスタッフで試してみて、やっぱり骨の周辺とかは痛みを強く感じるなと思ったんです。

なので、ボディには基本的にジェルを使用しませんが、うなじとデリケートな顔、VIOの施術時は必ずジェルを使用します。で、痛みを強く感じる方には、ボディでもジェルを使用して施術します。

―本来ならジェルのいらないマシンなんですよね。でも、メーカーさんの言うとおりに使用するだけではなく、敢えてお店で実践しながら使い方を変えたというのは、何か特別な理由でもあったのでしょうか？

難波実はですね、スタッフ同士の練習中にトラブルがあって、スタッフの子が一時、怖くてマシンに触れなくなっちゃったんです…。

―えっ、マシンに触れないほどのトラブルですか？

難波それは機械が悪いわけではなく、経験値の問題なんです。私は美容関係の仕事が長くて、いろんな機械に関しての知識もあったので、脱毛の機械も何回か照射したらハンドピースを自然と確認していたんです。毛を剃ってきてもらっていても、やっぱり毛がハンドピースに付着したりするので、付着した部分が黒くなってヤケドを引き起こしたりするんですよ。

しかも、ある程度連続で照射しても、ハンドピースをこまめにチェックする動作を行えば、ハンドピース自体の熱も下がるので安全に照射できるんです。でもそれって、私は自然にしていたことですけど、練習しているスタッフの子たちにとっては全く分からないことですからね。みんなでハンドルピースの表面を確認せずに何度も照射していたので、ヤケドしてしまったんです。

―スタッフの人はお客様に施術した時に同じ事故を起こしたら怖いと思って、触れなくなっちゃったんですか…。

難波そうなんです。だから、そのままじゃいけないと思ってマニュアルも全部作り直しました。だからジェルのことも、使わなくても良いマシンだけど、この部分は使わないとお客様に負担がかかるねってみんなで話をした結果なんですよね。

―メーカーさんのマニュアルだけじゃない、サロン独自のマニュアルで安全を確保しているんですね！すごく安心してお任せできます。

和気あいあいとした雰囲気を楽しんでほしい

―スタッフさん同士のコミュニケーションが高いって感じがしますね。

難波スタッフ同士、本当に仲が良いんですよ～。基本的にネイルとエステってスタッフは分かれているんですけど、ネイルの子がエステや脱毛の話をお客様とすることも多いですね。お客様にネイルをしている時に、ふいに聞かれることも多いですから。だから合間に研修をして、違う担当に関しても内容を把握してもらうようにしてます。

でも、詳しい料金のことなんかは、自分の担当じゃないと忘れちゃうこともあるじゃないですか？その時には結構大きな声で「○○さ～ん、ひざ下の脱毛っていくらでしたっけ～？」なんて気さくに声も掛けますしね。スタッフみんなそんな感じなので、お客様とのお話も盛り上がることが多くて、いつでも和気あいあいとした雰囲気ですね。

―賑やかな感じがして良いですよね！

難波施術が終わるとお水とハーブティをお出しして、入り口のカウンターのところで飲んでいただいているんですけど、お客様も自分が通っているメニュー以外でも、話を聞きやすいと思うんです。

だから脱毛とか、エステとかをきっかけにして、いろんなメニューを楽しんでくれるお客様も多いですね。お客様はみんな、いろいろ愚痴ってスッキリして、ストレスもなくなってサロンを出る時には笑顔になってくれる。そんなサロンでありたいと思っているんですよ。

―いらないものは全部サロンに置いて、キレイになって笑顔で帰る！素敵です。今日はありがとうございました。

おわりに

真っ白な壁面に、ブラックであしらわれた店名などの看板…シックでモノトーンな高級サロンの装いです。しかし一歩中に入ると、オーナーの難波さんをはじめ、スタッフのみなさんが心からの笑顔で出迎えてくれるアットホームな雰囲気でした。スルッと肩の力も抜ける感じです。

トータルビューティサロンなので、脱毛のほか、オイルリンパケア、フェイシャル、痩身、アンチエイジング、フォトフェイシャル、ジェルネイル、ボディジュエリーなどなどメニューが盛りだくさん。すべて都度払いで楽しめ、初回限定のお得なメニューも用意されています。女性はもちろん、男性のお客様も多く、特に脱毛とネイルは男女ともに人気だそう。

オーナーの難波さんが美容関係のお仕事歴も長く、体の歪みに関しての知識も豊富なので、脱毛プラスαのメニューを楽しみたい、いろんなことを相談しておすすめして欲しいという方にぜひ訪れて欲しいサロンです。

「脱毛の学校」へのメッセージをもらいました！

脱毛が危険という情報が出ると、そればかりがバッと広がったりしますよね。リスク回避のためにも、お客様も正しい知識が必要だと思いますし、ある程度知識を持っていてくださると話もスムーズなので、きちんと正しい知識を掲載しているサイトは本当にありがたいですね。
（Total Beauty Salon Aider　オーナー・難波雅恵さん）