アメリカでエステティシャンの国家資格を取得！豊富な知識でお客様に寄り添う

―初めまして。今日はよろしくお願いします。早速ですが、アメリカのエステサロンで勤務したご経験もあるとか？

国井高校３年生の時にアメリカに留学しまして、そのまま向こうで大学に進学したんです。アメリカってジャンクフードも多いんですけど、その一方でオーガニックや健康面に関しての文化も進んでいるんですよ。

日本にいたときから美容関係に興味はあったんですけど、それでさらに興味をそそられたという感じですね。アメリカはエステティシャンになるのに、国家資格を取得しなくてはいけないんです。なので、普通の大学と美容学校をダブルスクールして、資格を取得して、卒業後にエステサロンに就職したんですよ。

―ダブルスクール！美容学校ではどんなことを勉強するんですか？

国井美容に関することはもう、ありとあらゆることですね。ハンドテクニックだけじゃなくて、ワックスを使用した脱毛とか、皮膚に関することとか、衛生に関することとか。みっちりちゃんと勉強しないと資格が取れないので、結構大変でした（笑）。

――外国の方と日本人を比べると、例えば脱毛事情って全然違いますか？

国井外国の方って、特に欧米とかだと金髪の方が多いので、メラニン色素に反応する脱毛マシンが使えないんです。だから、私がアメリカのサロンに勤務していた当時はNOチョイスというか、脱毛と言えばもうワックスが定番という感じでした。

金髪の方はねこっ毛というか、細くて柔らかいですし、それに比べると日本人の毛は固くてしっかりしてるかなと思います。

でも、もう20年以上お客様にブラジリアンワックスをさせていただているので、トータル人数はもう何千人とか、何万人とかになると思うんですけど、人種の違いというよりは、自己処理を長くしていた人の方が抜きにくいと実感してます。

特にカミソリなどで処理をしていると、やはり毛は大事なところを守ろうとしてドンドン太くなりますし、皮膚もダメージを受けているので痛みが強くなったりもするんですよ。そういうのを見てしまうと、やっぱり自己処理って、特にカミソリって良くないんだなぁと思ってしまいますね。

―ブラジリアンワックスをして20年以上で、しかも施術実績数の半端ない国井さんがそこまでおっしゃるなら、やっぱりカミソリの自己処理はすぐに辞めた方が良いですね。

国井はい、もうそれはぜひ！自己処理をするなら電気シェーバーを使ってくださいね。でも、デリケートな部分は難しいと思うので、そこはぜひうちのサロンで（笑）。自分の知識や経験を生かしつつ、しっかりと脱毛してあげたいなって思ってます。

光脱毛の敷居を下げたので、しっかりと脱毛を卒業していただきたい

―こちらではブラジリアンワックスのほかに、光脱毛も行ってますよね。

国井ブラジリアンワックスは誰でも行える脱毛方法ですし、日本人は毛も黒いので、光脱毛の機械も使えますから。いろんな選択肢があって良いと思うんです。

実はサロンを始めたときは、ハーブラップという痩身エステのメニューだけだったんです。でもお客様からVIOが気になるんですよね～っと相談されて、じゃあやりましょう！とブラジリアンワックスを初めて。光脱毛が気になるんですけど高いんですよね～というお話を聞いたので、そうですよね…（うんと頷いて）入れちゃいましょう！という感じで、メニューが増えたんです。

だから、光脱毛に関してはまず金額をガッと落として、お顔もVIOも込みの全身脱毛が初回は9900円なんですよ。

―わっ、それかなり安いですね！

国井２回目以降も１万3900円とリーズナブルなんですが、５週間以内での来店で1000円オフにしているので、毛周期に合わせて脱毛してもらえればずっと1000円オフですよ。最初にいっぱいお金を用意するのも大変なので、都度払いにしてます。

それに、光脱毛って12回程度の照射を受けてもらわないと効果がないんですけど、金額が高いと下半身だけにしようかな…なんていうお客様もいると思うんです。そうなったら、もう私が上半身も気になる～って感じになっちゃうんです。そうならないために、いろんな部分の敷居を下げて、きちんと卒業というか、ムダ毛とサヨナラしていただければと思うんですよ。

脱毛と痩身は切り離せないもの。敏感肌でも安心の痩身エステを考案

―先ほどから話に出てくるハーブラップですが、私は初めてこの名前をお伺いしたんです。少し詳しく教えていただけますか？

国井80種類以上のハーブと、海藻から抽出したミネラルをお鍋でグツグツと煮込みまして。その煮込んだエキスにオーガニックのタオルを漬け込んで、そのタオルを今度はグルグルとお身体全身に巻き付けていくんです。

そして、その上からラップをして、ハーブのエキスを毛穴から浸透させるものです。このハーブラップは商標も取ってますし、私が考案したものなんですよ。

―えっ、国井さんが考えられたものなんですね（驚）！

国井バンテージを巻き付けたるような痩身エステは他にもありますけど、ハーブの効果を利用しながらっていうのはうちだけです。小さいころ、私はすごいアトピー体質だったので、母が漢方やハーブを愛用してくれたんです。母から「これは体を温めるのよ」とか、「これは血行を良くするのよ」なんて説明してくれて、とっても身近な存在だったんですね。

それに、少しドイツにいたことがあるんですけど、ドイツはハーブの先進国なんです。その時にハーブに関してかなり勉強しました。

実際、体を温めるショウガやシナモン、むくみを改善するレモングラス、体の燃焼を促すフェンネル、美肌や美白にいいヒースやマロ―といった植物を使用していますね。これで１時間ぐらい、ベッドで休んでもらうのですが、30分もするとポカポカと暖かくなって、気が付いたらキュキュッとなってるんです！

あとは水分もたっぷり1.5リットルぐらいしていただいて、余分なものは放出して、体内浄化みたいな感じにもなるんですよ。

―最近人気のデトックスですね！脱毛でお肌がつるつるになって、ハーブラップでキュキュッとなるなんて、女性にしたら最強な組み合わせですね。脱毛とハーブラップは同じ日にできるんですか？

国井ブラジリアンワックスなら可能ですが、光脱毛は残念ながら出来ないんです。ハーブラップは体を温めるもので、せっかく体内で燃焼しているのでなるべく体を冷やさないで欲しいんです。一方、光脱毛は体の中に熱がこもってしまうので、なるべく体を温めないようにして欲しいですから。

―それは残念。欲張りすぎはダメってことですね（笑）。

夢を叶えるスタート地点。それがラブレア・ビーの名前の由来です

―最後に、ずっと気になっていたんですけど、ラブレア・ビーというお名前ってどういう意味があるんですか？

国井それって、お客様にも絶対に聞かれるんです（笑）。ラブレアっていうのは、私がアメリカに住んでいた時に遊びに行っていたストリートの名前なんです。そのストリートにはお洋服とかの新進デザイナーが集まっていて、小さなお店からスタートして大きくなっていくんです。だから、夢を叶えるスタート地点なんですよ。

―そんなストリートがあるんですね！素敵～。あとのビーは？

国井それは、ミツバチってなんか悪いものを運んで行ってくれるイメージだったんです（笑）。その組み合わせですね。

―なるほど～。すっきりしました。今日はありがとうございました。

おわりに

ハーブラップの創始者にして、米国カリフォルニア州認定エステティシャン、INFAインターナショナルエステティシャン、ブラジルエステ協会APECSUL認定インストラクターと、数多くの資格を有するオーナーの国井さん。ワックス脱毛のほか、光脱毛は日本製の連射式最新マシンを取り入れ、ハイスピードな脱毛をしてくれます。

また、カウンセリングシートを見るとお客様の要望のところに「痛くしないで」「冷たくしないで」という項目を設けてありました。これは、光脱毛で多いお客様の不安や心配を取り除き、一番快適な状態で施術を受けてもらえるようにするためだそう。

見えない部分に関してもお客様に不安感を与えないため、例えばうなじを脱毛する場合は写真を撮影し、この毛はいるのか、脱毛したらどういう状態になったのかを確認しながら進めていくこともあるそうです。

細やかな心配りと豊富な知識のあるサロンなので、初めての脱毛で心配な人や、敏感肌なので脱毛に関して不安に思っている方でに特におすすめです。

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（labrea-bee　オーナー・国井麻子さん）