ブラジリアンワックスと出合い、保守的だった考え方が激変！

―初めまして！今日はどうぞよろしくお願いします。こちらのサロンはオープンしてどれくらいですか？

安田2015年の11月にオープンしました。以前は銀座のサロンで働いていたんですが、それまでは、正直ブラジリアンワックスに全然興味がなかったんですよ。

―え？そうだったんですか。でも今では看板メニューにされていますけど、どういったいきさつでブラジリアンワックスをやるようになったんですか？

安田前のお店のメニューにブラジリアンワックスがあったので、覚えざるを得なかったので最初は仕方なく勉強を始めたんです。

私、それまでは保守派というか、アンダーヘアのお手入れなんて１度もしたことがなかったし、ましてや全部無くしてしまうだなんて考えられない！というような感じだったんですよ（笑）。

―１度もお手入れしたことがないのに、いきなりブラジリアンワックスは確かにビックリしちゃいますね（笑）。

安田そうなんですよ。それで、練習の一環で初めてブラジリアンワックスを受けたんです。そしたらもう衝撃的でしたね…（笑）。自分のＩラインなんてまじまじ見たこともなかったから、「こんな形だったんだ…」という感じでした。

私は毛が薄い方だったので、それまでは処理しないことに不便を感じたことはなかったんですが、ブラジリアンワックスをしてきれいさっぱりなくしたら、すごく快適だなって思えました。

―それで気に入って、独立してからもやろうと思ったんですか？

安田そうですね。まつげエクステって、すごく手先の細かい作業なので真剣に集中しないといけないんです。もちろんワックスも真剣ではあるんですが、べりっと一気に剥がしたり、お客様とお話しながら施術したりっていう流れが、まつげエクステとは真逆だなって。

なので、どっちか一方に偏るんじゃなくて、半分ずつ施術できたら楽しいだろうなって思ったので、ブラジリアンワックスとまつげエクステのサロンにしたんです。

資格を取ったら独立しようと決意

―そもそも、美容のお仕事を始めたきっかけってなんだったんでしょうか？

安田私は学校を卒業した後、美容関係のお仕事がしたいなって思っていたんですが、ちょうどその時期、まつげエクステが流行り出した頃だったんですよ。

その頃はまだまつげエクステを受けられるサロンは多くなかったので、いろいろとリサーチしてみたんです。そしたら、需要もこれから上がるだろうし、なによりお給料も良さそうだと（笑）。そういう感じで気軽にまつげエクステサロンで働き始めました。

―なるほどですね（笑）。そこから、独立してサロンを持とうと思ったんですか？

安田私が働き始めてしばらくした頃、まつげエクステの施術をするには美容師免許が必要になってしまったんです。それまでは特に資格などがなくても施術できたんですが…。

それで、通信で美容学校に通い始めたんですが、せっかく美容師免許を取るんだったら、独立してやってみたいという気持ちになったんです。その後、無事美容師免許を取得し、同じ時期にブラジリアンワックス協会の認定講師のディプロマも取得したので、働いていたお店を辞めてサロンをオープンしました。

―そうだったんですね。実際、独立してみていかがですか？

安田そうですね。けっこうマイペースにやらせていただいているんですが、お客様ひとりひとりとしっかり向き合えるのは個人サロンだからこそかなって思います。

今は週に１回程度、まつげエクステのアルバイトさんにも来ていただいているんですが、ありがたいことにお客様も増えてきましたので、ちょうど今新しくスタッフを募集しています。

まったり落ち着ける雰囲気で施術を

―ブラジリアンワックスの施術の流れについても聞かせてください。

安田基本的にはボディもＶＩＯもソフトワックスを使用しています。毛量の多い部分など、特に痛みを感じやすい箇所はできるだけ痛みを押さえて施術できるように心がけています。

剥がした後はウエットティッシュで押さえて冷やしたり、塗る範囲を狭くして少しずつ剥がしたり…といった感じですね。

―痛みを軽減させるために細かな配慮をしていらっしゃるんですね！

安田あとは、できるだけ会話するようにしたり、落ち着いてもらえるようなサロンの雰囲気作りなどですね。会話と言っても、私はあんまりガンガンおしゃべりする方ではないので、どちらかと言えばお客様のお話を聞かせていただくことが多いですね。

―確かに、安田さんはおっとりされているような印象ですし、とても聞き上手ですもんね。でも、取材でお話している感じだと、自分からもいろいろとお話するのも得意そうに見えます。

安田ありがとうございます。得意かどうかはわからないですが（笑）、お客様がご希望でしたら私の方からもいろいろとお話させていただきますよ！

あとは、ブラジリアンワックス用のベッドルームと、まつげエクステ用のリクライニングチェアルームを分けているんです。どちらも白と清潔感をイメージして、まったりと落ち着いてもらえるような雰囲気作りを心がけています。

価値観はそれぞれだからこそ、細やかなヒアリングを

―サロンのこだわりポイントなどがあれば教えてください。

安田そうですね。お客様からのご要望はしっかりとヒアリングするように心がけていますね。例えばブラジリアンワックスでデザインを、「小さめにしてください」と言われても、小さめの基準は私の価値観になってしまいますよね。

なので、どれくらい小さめなのか、形はどういう感じにするのかなどを、具体的に相談させていただいてから施術するようにしています。

―価値観は人それぞれですもんね。

安田あと、当店はブラジリアンワックスをするのが初めてのお客様が多いんです。なので、些細な動作もしっかりとお声かけして説明するようにしていますね。

―初めての人が多いんですね！他には、どんなお客様が多いでしょうか？

安田この辺りはビジネス街なのでＯＬさんも多いですが、主婦のお客様もわりとお越しになられますよ。

あとは、たまに外国人のお客様もいらっしゃいます。このあたりはホテルが多いので、観光客の外国人さんに聞かれたホテルの従業員の方から、直接問い合わせの電話がかかってくることもあります。

―外国の人もいらっしゃるんですね！言葉の壁など、コミュニケーションが難しかったりしませんか？

安田昔、英語の専門学校に通っていたことがあるので英語は少し話せるんです。通ったものの全然活用する場がなかったんですが、最近のインバウンド効果で外国人のお客様を接客する機会ができたので、思わぬところで役に立つんだなぁと思っています（笑）。

ひとりひとりに合わせたオーダーメイドの施術を

―では最後に、安田さんからサロンの魅力が伝わるようなメッセージをお願いします。

安田まつげエクステにおいても、ブラジリアンワックスにおいても、ただ毛を付けたり抜いたりするだけじゃなく、自まつげやお肌も大切にしています。肌荒れを起こしたり、自まつげのダメージに繋がらないよう、アフターケアのアドバイスなどもしっかりとさせていただきます。

お客様ひとりひとりの悩みに合わせて、肌や毛の状態に適した施術を、毎回オーダーメイドで提案できるサロンでありたいなって思いますね。

―オーダーメイドの施術って、すごく魅力的な響きですね。

安田ありがとうございます。デリケートゾーンも、まつげも、元の素材をしっかりとケアをするのが何より大切だと考えています。そうすることで、仕上がりも格段に良くなりますし、何よりも長く楽しんでもらえます。さらに美しくなれるようなお手伝いをさせていただければ嬉しいですね。

―今日はありがとうございました！

おわりに

「GROWLA lash & wax」ではオーダーメイドの細やかな施術と、しっかりとしたヒアリング行うことを大切にしています。
始めての人でも戸惑わないようにと、動作の声かけや説明をきっちりと行うことを心がけていますので、ブラジリアンワックスデビューの人でも安心です。

オーナーの安田さんはとても聞き上手でおっとり美人な女性です。脱毛の悩みだけじゃなく恋愛のことや仕事の話など、なんでも相談に乗ってくださいます。

施術室の照明の色が部屋によって違うので、ここもこだわりなのかお伺いしてみたところ、うっかり買い間違えてしまい試しに使ってみたら、案外良い感じになったのでそのままにしているんです、とのこと（笑）。そんな、ちょっと天然な部分も面白くて素敵なオーナーです。

「脱毛の学校」へ応援メッセージをもらいました！

いろいろな脱毛の情報が詳しく載っていて、すごく便利ですね。脱毛を検討している人には頼もしいサイトだと思います。（GROWLA lash & waxオーナー・安田さん）