「めちゃイケ」がオープンのきっかけに！どんどん興味があふれてきた

―初めまして。ビックリするぐらい駅から近いですね。

hirokoふふふ。滋賀県は車社会なので、初めは駅から遠くても駐車場の確保できるところが良いかなぁと思っていたんですけど。でも、学生や電車通勤帰りのお客様もいらっしゃるだろうし、駅から近ければコインパーキングも多いのでお客様も来やすいかなと思って、ここに決めたんです。

―おぉ、なるほど。ではでは、まずはなぜブラジリアンワックスサロンをオープンしようと思ったのか、きっかけを教えてもらえますか？

hirokoもう笑われるのを覚悟で言いますけど、実はサロンをオープンするきっかけになったのはテレビ番組の「めちゃイケ」なんです。たんぽぽの川村さんがぶっちゃけトークの中で、いまブラジリアンワックス後であそこがつるつるなんです～ってお話をしていたんです。

それがもう、なんか頭に残ってしまって、次の日には検索して、ブラジリアンワックスを自分でも受けてみたいと思ったんですよね。

―えぇ、お笑い芸人の方のぶっちゃけトークがきっかけ（驚）？そこで初めてブラジリアンワックスを知ったんですか？

hirokoいいえ、テレビや雑誌なんかで紹介されているのを何度も見たことはありました。でもその時には、自分がやりたいとは全く思わなくて、ムダ毛の処理なんて自己処理でいいわって思ってたんです。

それに、アイドルとかグラビアモデルとか、ブラジリアンワックスってそういう人たちだけのものだというイメージだったんですけど、お笑い芸人の方もするほど身近なものなんだって、なんだか親近感が沸いてしまって。その時、自分も体験してみたい！って思ってしまったんです。

―特にちょっと地味系の女性芸人さん…と言ったら失礼なのかな（笑）。ご自分で実際に体験してみた感想は？

hirokoホントに気持ちよくて、それから月１回ペースで行くようになりました。４回目に行ったときにふと、サロンに置かれていたスクールのパンフレットが目にとまったんです。ちょっとお話を聞いてみようぐらいの気持ちだったんですけど、先生が自分のサロンをオープンした時のことから、今の状態になるまでの紆余曲折まで、すごくいろいろお話してくれたので、もっともっと興味が出て来ちゃって。

滋賀県にはまだブラジリアンワックスサロンが少ないから、一緒に広めていこうと言っていただいたのも何だかうれしかったんです。

―滋賀県は大阪や京都に比べるとサロンの数が少ないですもんね。ちなみに、その先生はどこのサロンの方なんですか？

hiroko：草津の「ブラジリアンワックスサロン＆スクールYUI」さんです。

―以前に脱毛の学校でもインタビューさせていただいたことあります！だからこちらのサロンのお名前も「YUIwest」なんですね。

hirokoふふふ。そうなんです。先生のサロンみたいに、人気サロンになれば良いなっていう願いを込めました。

―でも普通にお客さんとして通うのと、実際にサロンをオープンするのでは、もう全く違いますよね。

hirokoそうですね。私もその時は主婦をしながらフルタイムの会社員でしたから、サロンをオープンすることに関して、まずは主人に相談したんです。そしたら、やってみたら？って応援してくれたんですよ。その後も何度も確認しましたけど（笑）、頑張れって言ってくれるので決意できました。やっぱり家族の応援がないとできないと思いましたから。

―時間的なこともそうでしょうし、オープンまでに開店資金も掛かりますしね。

hirokoそれに自分の中で、サロンをオープンすることになっても昼間の仕事を辞めたくないっていうのがあったんです。だから、会社にも副業して良いのか上司に確認したんですけど、全然良いよって言ってくださって。今では上司はもちろん、社長や専務も知っていて応援してくれているんです（笑）。いろんな人の協力でオープンすることができたので、本当に感謝しています。

会社とサロン、どちらも本業という気持ちで頑張ってます！

―なるほど、だからサロンのオープン時間が平日は夜だけ、土日祝は10時から21時なんですね。

hiroko平日だとMAX３名までしかお客様のご予約が入れられないので、ちょっと不安だったんです。でもオープンしてみたら、すぐにお客様も来てくださって。今は平日はほぼ予約が入っている状態ですね。

―わぁ、すごいですね。かなり順調じゃないですか。

hirokoお客様の話をお伺いすると、やっぱり滋賀県にブラジリアンワックスサロンが少ないって言うのもあるみたいです。

今まではお仕事帰りや休日に、京都や大阪のサロンに通っていたという方が多いんです。あとは、ブラジリアンワックスに興味はあったけど、近くにサロンがなかったから行けなかったという方ですね。

―じゃあお客様はみなさん、家の近所や通いやすい場所にサロンができるのを待ってた！という感じですね。

hirokoそうかもしれないです。お客様の８割以上がリピーターになってくださってますから。でも、それに甘えちゃダメだと思うんですよ。これからサロンも増えていくでしょうし、近くにあるから来た…ではなく、YUIwestだから来たといっていただけるようにね。それに、お客様と接していると勉強させていただくことも多いので、会社員が本業で、サロンは片手間…と思われないよう、日々勉強していきたいと思います！

お客様に寄り添って、一緒に成長して行けるサロンに

―お客様に勉強させられる…。今までどんなことが印象的でしたか？

hirokoまず自分が最初にブラジリアンワックスの勉強をしたときですけど、ＩラインとかОラインって、自分が想像していた以上に毛が生えているんだなって衝撃を受けたんですよね。Ｖラインは見て分かりますけど、ＩラインやОラインは見えないから、もう毛なんて生えて無いものとして考えがちですよね。

―砂漠のダチョウですね。都合悪いこと、怖いことは見えないから無いものになってしまうというね（笑）。

hirokoふふふ。でも自分には見えてないだけで、生えているのは事実ですから。お客様もみなさん、私と同じ気持ちなんですよ。だから私も、いつも初めてブラジリアンワックスを受けたときのことを忘れずに、お客様と共有していきたいって思っています。意識の問題ですけど、そういうところからお客様とのお話はスタートしますね。

―なるほど！確かにブラジリアンワックスというモノがあると知っていたけれど、実際に体験したのがさほど遠くないからこそ、お客様と共有できることが多いかもしれないですね。

hiroko痛さとか、怖さとか、料金のこととか。自分が一度は通ってきている道を、いまお客様が通ってるんだと思うと、もう何とかしてあげたい、気持ちよさを伝えてあげたいって思います。

そして、ワックスがどういうものか、ハードワックスやソフトワックスという種類があること、どこに何が適しているかもお伝えするようにしてます。やはり人に伝えると、自分の知識も深くなっていくんですよね。

―人に伝えるって大事ですよね。上手く説明できれば、知識が深まっていると実感することもできますもんね。

hirokoお客様にブラジリアンワックスを理解していただくために、カウンセリングはホントに細かく行っています。どこかで施術を受けたことがあるという方も、最初だけは初心者の方と同じようにさせていただくんですよ。

まず最初にお名前を記入していただいて…というのが一般的だと思うんですけど、お名前を聞くより前に、Ａ４用紙１枚にびっちり書かれた注意事項を一つひとつ確認させていただいます。お客様が納得できて、ブラジリアンワックスをやってみたいと思っていただけたら、その時に初めてお名前やご住所などを記入していただくようにします。

―最初に名前、聞かないんですか（驚）？

hirokoいろいろお話をしているうちに、やっぱり辞めたいな…ってお客様が思った時、名前や住所が分かっているのは嫌じゃないかなと思うんです。私が勉強したYUIさんでも同じようにしていて、すごく気持ちがラクだったんですよね。

―なるほど。最終的に、お客様って何を一番気にされますか？

hirokoやっぱり痛さですね。痛いですかって聞かれたら、痛くないとは言えないです（笑）。でも、その痛さをできる限り和らげるめに、会話をしたり、手でしっかりと押さえたり、ワックスの剥がし方を研究したりしてます。

それに、帰り際にも何かあったら電話でもメールでも、ラインでもいいから連絡してくださいねってお話をしています。

その場合、もしかしたらお医者さんに行ってくださいっていう事態になるかも知れないですけど、それは施術者として、言わなくちゃいけないことだと思うんですよ。

―そんな事態があったんですか？

hirokoそれはもう、事前にそうなるかもしれませんよってお客様との合意の上だったんですけどね。実は、他のサロンでワックス脱毛をしたとき、ＶＩＯは大丈夫なのに、ワキがすごく真っ赤になるというお客様がいらっしゃったんです。

―片方だけ？ワキの方が皮膚的には強そうですけどね。

hirokoＶＩＯとワキを同じ日に施術したそうなのですが、ワキだけが痒くなってもう耐えられなかったって言うんです。でも、もう１回チャレンジしてみたいから、試してみてくれませんかってお願いされたんですよ。

―どうして痒くなるのか、その原因を確かめたい…。いわゆる実験をしてくれっていうことですね？

hiroko同じ結果になるかもしれないですし、場合によっては病院に行くことになるかもしれないですよってお話をしたんですけど、すごく決意が固かったんです。だから、私も協力してあげたいと思って。

するとやっぱり、その夜にワキだけ痒くなったって連絡をいただいて、すぐに皮膚科を受診してくださいってお話をしました。使用したワックスの成分をお送りして、皮膚科のお医者様に見せてくださいってね。

―あぁ…残念ですね。じゃあそのお客様、もうワキのワックス脱毛は諦めるしかないですね。

hirokoところが、今度は違うワックス剤でも試して欲しいって相談されたんです。ちょうどその時、違うメーカーで低刺激のソフトワックス剤を持っていたので、そのワックス剤を試してみましょうって話になりました。

あとワキは通常、ソフトワックスを使用するのですが、ＶＩＯで使用したハードワックスでも試してみましょうって、両脇を別々のワックスで施術したんです。

―その方のワックス愛が半端ないですね。で、結果は？

hiroko今度はハードワックスの方は赤みが出て痒かったそうなんですが、低刺激のソフトワックスは全く赤みも、痒みも出なかったって喜んで下さったんですよ。前回のソフトワックスと、今回のソフトワックスで成分を見比べてみたんですけど、違いは全くないんですよ。もうメーカーが違うだけ。不思議ですよね。

―えぇ～～～（驚）。そんなこともあるんですね。

hirokoそのワックス剤なら大丈夫ってことが分かったので、そのお客様用に購入してサロンに置いてあるんです。もともとは練習用に使おうと思っていたワックスで、通常の施術に使うつもりはなかったものなんですけどね（笑）。

これは本当にイレギュラーというか、特殊なケースだと思うんです。何度も病院に行かなくちゃいけないリスクを負ってでも、お客様がワックスで脱毛したいと希望して、その熱意にワクサーとしてきちんとお応えしなくてはと思ったからなんですけど。リスクはできる限りないように、お客様には安心してワックス脱毛を楽しんでもらえたらと思ってますから。

―今回のワックスもダメという結果も、可能性としてはありましたもんね。はぁ～、でもそのお客様、合うワックスが見つかって本当に良かったですね。

hiroko私も安心しました（笑）。そのお客様、今も大学生の娘さんと一緒にサロンに来てくれているんです。娘さんはＶＩＯで、そのお客様はＶＩＯとワキの施術です。本当に信頼してくれて、サロンを気に入ってくれたんだなぁと思うと、感激ですね。

将来的には生徒をもって、一緒にサロンを盛り上げたい

―まだまだオープンしたばかりですけど、今後の展望は？

hiroko将来的には、自分が教えた生徒に、昼間のサロンを任せられるようにしたいかなって思いますね。

私が土日祝はいつでも対応できるんですが、平日の昼間はどうしても難しいですから。でも、平日の昼間じゃないとサロンに来れないっていう人もいると思うんですよね。だから自分が信頼できる人と、一緒にサロンを盛り上げていければなって思ってます。

―そうですね～。サービス業の方とかは、平日じゃないと難しいですもんね。

hirokoあとは、クイック脱毛じゃないですけど、ワキだけの脱毛なんて10分ぐらいなんですよ。だからほんのちょっと気になる部分があるから、もうワックス脱毛しよう！っていうぐらい、気軽に来てもらえるようになったらいいなと思っています。

そのためにはまず、滋賀県でのワックス脱毛文化をもっと広げなくちゃいけないですけどね。

―頑張ってください！応援してます。

おわりに

平日の昼間は一般事務職、平日の夜と土日祝はブラジリアンワックスのサロンオーナーとしてフル活動しているhirokoさん。ご家族とのお時間が減ってしまって大変なのでは…とお伺いすると、ご主人をはじめ、息子さんや娘さんの脱毛をするようになって、コミュニケーションが深まっているそう。

とっても気さくで話しやすく、カウンセリングも丁寧なので、ブラジリアンワックスに興味があるけれど心配という方や、他のサロンではあまり満足できなかったという人にもおすすめです。

「脱毛の学校」へのメッセージをもらいました！

脱毛の種類を問わず、いろんな脱毛に関して紹介してくれているのが本当にいいと思ってます。ワックス脱毛をしていても、お客様の希望によっては光脱毛とか医療レーザーが良いんじゃないかなって思ったりしますし、そんなお話をさせていただくこともあるので、私もいろいろ読んで勉強させてもらいますね。
（ブラジリアンワックス＆スクールYUIwest　オーナー・hirokoさん）